産直や蔵肆 量から質の時代へ

「食べ方は生き方」をスローガンに、無農薬、有機栽培、無施肥栽培など地元の野菜中心に約2000アイテムを扱う自然食のお店です。生産者との交流、お野菜セットの宅配、料理教室などもやってま〜す。
今週のお野菜セットです
こんにちわ。産直や蔵肆です。

お盆は土日で連休を頂きました。帰省したり、されたりと民族大移動の季節だったようです。各地で大渋滞でしたねー。地味に掃除と片づけで終わった連休でした…。


さて、今週のお野菜セットの内容です。

長いも:岩手県 福田さん
人参:久留米市 中村一郎さん
じゃがいも:うきは市 國武さん
にんにく:鹿児島県 下山さん
ピーマン、小松菜:宇佐市 下山さん
青しそ、エンサイ:大分県安心院 小林さん
ミニトマト:北海道訓子府 渋八農園
きゅうり:八女郡黒木町 椿原さん
しめじ:三潴郡大木町 ふるさとの森
 
以上、10アイテムで1848円の予定です。
送料等は別途お預かりしております。


他、店頭ではキャベツ、レタス、おくら、ししとう、にがうり、姫とうがん、八頭の茎など。
葡萄はキャンベルが入荷しています。そろそろベリーAに切り替わるかなー。


悪天候の影響で、全体的に入荷が少なめです。たまねぎ、収穫期に雨が多かったせいでしょうか、中で一部腐れがでているようです。お気づきのお客様はお申し付けください。ご迷惑、おかけします。

今年は野菜が高値傾向ですね…。またキャベツが400円とかなっちゃうんでしょうか?

スーパーなんかですと輸入農産物を並べることもできるんでしょうけど。「国産が高いんだからしょうがない」と。まあそれは仕方がないことかと思います。価値観が違うわけですから。

ただ、「これだけ値上がりしてるんだから、農家は大もうけでしょう?」というのは勘違いです。これだけは間違えないでください。農家さんにそんなん言ったら「馬鹿こくでねー!」とトラクターで畑に漉き込まれますよ(笑)


なぜ値段があがるのか?それは収穫できていないからです。一般的に、平年より二割多く収穫できれば豊作、二割落ちれば凶作といっていいかと思いますが、収穫できずとも掛かってくる機械代、肥料代などの資材費、経費は一緒ですから。単価が上がっても、絶対量が少ないから儲からないんです。全国的に見れば、満足に出荷できる農家自体が少ないのだから、そりゃ農家さんもピンチです。価格が高い→売れないから輸入→国産がもっと売れない、という悪循環が続き、再生産が不可能な状況に陥った農家さんは離農していきます。今、農業が一部メディアでもてはやされている状況ですが、はたしていつまで続くかな?と思っています。


非常に逆説的なものの言い方ですが、こういう状況だからこそ、志のある生産者を買い支えていきたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いいたします。
つるひさ | permalink | - | - | △TOP |