産直や蔵肆 量から質の時代へ

「食べ方は生き方」をスローガンに、無農薬、有機栽培、無施肥栽培など地元の野菜中心に約2000アイテムを扱う自然食のお店です。生産者との交流、お野菜セットの宅配、料理教室などもやってま〜す。
今週のお野菜セットです
こんにちわ。産直やくらしです。

一気に冷え込んできましたね。九重の「夢吊り大橋」あたりは、週末ちょうど見頃だったようです。朝7時半に300人ほど並ばれていたそうですが(笑)

日曜日には、天神の岩田屋で行われた関市立中央病院小児科の永田先生の講演会に行ってきました。お名前はずっと伺っていたのですが、じかに聞く機会があり、うれしかったです。

永田先生は「今の人たちは、自分の体を自分で判断する力を失ってしまった」とおっしゃいます。賞味期限、消費期限に頼るばかりで、自分の鼻や味覚を信じない。そんな姿勢が病気を作っているのではないか、と。<br />
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たとえば、睡眠時間にしても、成長期なのか、青年期なのか、老年期なのか、また、運動はしているのか、仕事の形態はデスクワーク中心なのか、などなど、個人差があるにもかかわらず、個人を見ることなく、大まかに決められた指標を守ることが目標になってませんか?<br />
食事にしても、総カロリー数や、品目、彩りなどを優先で食べてませんか?<br />
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そんなお話から入り、アトピーの話など、2時間ノンストップでの講演会でした。<br />
ひとつ、おもしろいなあ、と思ったのは、「直す」という言葉を使わず、「お手伝いする」とおっしゃるんですよね。すべては、人間が中心にあり、自己管理の必要性を強くおっしゃる先生の姿勢がとても印象的でした。

永田先生は「今の人たちは、自分の体を自分で判断する力を失ってしまった」とおっしゃいます。賞味期限、消費期限に頼るばかりで、自分の鼻や味覚を信じない。そんな姿勢が病気を作っているのではないか、と。

たとえば、睡眠時間にしても、成長期なのか、青年期なのか、老年期なのか、また、運動はしているのか、仕事の形態はデスクワーク中心なのか、などなど、個人差があるにもかかわらず、個人を見ることなく、大まかに決められた指標を守ることが目標になってませんか?
食事にしても、総カロリー数や、品目、彩りなどを優先で食べてませんか?

そんなお話から入り、アトピーの話など、2時間ノンストップでの講演会でした。
ひとつ、おもしろいなあ、と思ったのは、「直す」という言葉を使わず、「お手伝いする」とおっしゃるんですよね。すべては、人間が中心にあり、自己管理の必要性を強くおっしゃる先生の姿勢がとても印象的でした。

最後に、今回の講演会を企画していただいた 自然食の会事務局の刀坂先生、鬼塚幸子先生(いつもお料理教室、ありがとうございます!)、他、スタッフの方々、ありがとうございました!

さて、今週のお野菜セットです。

ほうれん草、かぶ(大分県日田市 桑野さん)
大根 (八女市 服部さん)
りんご (青森県弘前市 竹嶋有機農園)
さといも (熊本県山都町 本田さん)
かぼちゃ (北海道北見市 秋場さん)
エリンギ (大木町 ふるさとの森)
れんこん (佐賀県 川久保さん)


以上、8アイテムで1703円となります。
送料等は、別途お預かりしております。

今週のりんごは、ジョナゴールドです。すこし大きめのものを入れております。
さといもは、先週本田さんが持ってきてくれました。干し椎茸もあります。

今日は、球磨郡山江村の後藤さんが、焼き栗を持ってきていただきました。年末に焼き栗の実演販売をお願いしております。12月26日(水曜日)に、餅つきと一緒にお願いする予定です。どうぞ、よろしくお願いいたします。

他、店頭ではかつお菜、水菜、春菊、玉レタス、ちんげんさい、キャベツなどが入荷しております。木曜日には長ネギ、ブロッコリー、にら、いんげん、白菜などが入荷予定です。

以上、よろしくお願いいたします。
ここから先は、講演会のメモです。端的につづったものばかりですので、間違いもあるかと思います。ご容赦ください。

下関市立中央病院小児科 永田先生

西洋医学の限界

東洋医学では「獣医」「外科医」「内科医」「食医」と4パターンに分ける。

自分の体を自分で判断できる人が少なくなった。
その大事な判断力の部分を、メーカー、小売店任せにしている。
病気の世界もいっしょ。


睡眠時間には個人差がある。性別、時期、職業によって違う。

病気を大別すると、とりすぎたものを
ためるタイプ、外に出すタイプの2パターンに。
がんは、一番奥にできるタイプ。
防御反応が敏感な人は「排泄型」
逆説的ではあるが、そちらのほうが長生きできる。

卵の摂取量
S30では一人あたり1.3個/一週間
S50だと4〜5個/一週間

これと、アレルギー性疾患に相関関係が?

触ってわかるような油料理は、油があまる。
全部消化しきれず、「痰」(中間代謝産物)が溜まっていく。植物油すら危ないよ。

n-3系の油に変えると、n-6系に比べ、1/3〜1/6の症状となる。
アトピーの人も、食事由来の人と、そうでない人といる。

脾は痰を生む源
肺は貯痰の器

気管支喘息の話
ハウスダスト(HD)+ダニ)+三大食品(油、卵、牛乳)
アレルギー性皮膚炎はさらに+米、小麦

まずは熟睡しないと、火が消えない。そのためにステロイドは必要悪。
燃料(油、卵など)を絶つのと併せて使っていくと、次第に減っていく。

短期的に見るとコレステロールは悪の部分もあるが、長期的に見れば、たいした問題ではない。
植物油の総量を減らしていくべき。

肺の上のほうにできるガンはたばこ由来
下のほうにできるのは、油由来

コレステロール220〜250
トランス脂肪酸が多いと、LDLがあがる。

植物油は、2〜3ヶ月で使い切ってほしい。出来れば冷蔵保存を。

一番大切なのは「質の良いものを、大切に使う!」
つるひさ | permalink | - | - | △TOP |