産直や蔵肆 量から質の時代へ

「食べ方は生き方」をスローガンに、無農薬、有機栽培、無施肥栽培など地元の野菜中心に約2000アイテムを扱う自然食のお店です。生産者との交流、お野菜セットの宅配、料理教室などもやってま〜す。
よくお客様から頂く質問です。
Q 定休日はありますか?

A 日曜日と水曜日が定休日です。他、年史年末、GW、盆に数日お休みを頂きます。祝日は営業しております。

Q お野菜の入荷はいつですか?

A 基本的に、月、火、木、金の4日です。しかし、水、土曜に入荷してくる場合もあります。

Q どこのお野菜を主に扱っていますか?

A  主に地元の物です。具体的には八女、広川、久留米市等です。地元にあるものは地元優先。無いときには九州内で、さらに無ければ他の地域を、となるべく近場で良い物を探していきます。フードマイレージも小さくて済みますしね。なにより「地産地消」です。他には、熊本、鹿児島、北海道など、時期や作物によって入荷先が変わります。

Q どんなお野菜が店頭に並びますか?

A  旬のお野菜ばかりです。逆に言えば、旬を外れたものは扱いません。また、野菜は国産のものだけです。果物は、バナナのみが輸入物です。農薬は基本的に使いません。土壌消毒しかり、除草剤しかり、です。ただし、農家さんの判断により、2回まで使ってもいいですよ、という取り決めをしております。もちろん、農薬は使わないにこしたことはない、と私たちは考えています。

しかし、限られた人手、時間の中で生活の為には、仕方がないことだとも考えています。もちろん、使用した場合は、POP、ラベルなどで表示いたします。

Q  他にどんなものを扱っていますか?

A 安全で、おいしい物なら何でも、と言いたい所ですが棚の大きさ、店の広さは有限です。残念。

調味料は、例えば醤油でしたら丸大豆使用、杉樽で半年以上寝かせたものを中心に。塩はもちろん海の精を。でも、最進の塩も美味しいですね。沖縄の「粟国の塩」もありますよ。岩塩も在りますし、ハーブソルトなんかも。にがりも置いてます(取りすぎ注意!!)

お菓子は、サンコーのものを中心に。オリジナルの豆菓子も好評です。もちろん、豆腐、納豆もございますし、毎週、島根の木次から牛乳、ヨーグルトが。下郷農協から牛乳、鶏肉などの加工品(ひそかにおからクッキーが人気)

卵は栃木県の高橋丈夫さんの卵を。ちょっと高めですが、きっと満足いただけると確信しています。

味噌は、オーサワ、椛島さんの味噌も扱っております。甘酒麹、麦麹、米麹も取り寄せ可能です。でも、自分で作る味噌は美味しいですよ!冬の時期に味噌作り教室などもやっています。

ラーメン類、スパゲティなども各10種類ほどありますし葛粉、上新粉なども。とにかく2000アイテムほど在庫、常備しております。取り寄せ可能商品まで含めると約7000〜10000アイテムです。

Q 配達はしてもらえるの?

A はい。クロネコヤマトさん、西濃運輸さん、久留米運送さんと契約しております。詳しくはこちらからどうぞ〜。

Q クレジットカードは使えますか?

A 申し訳御座いません。お取り扱いできません。

Q 取り寄せは可能ですか?

A メーカー名と、商品名がわかれば、可能です。JANコード(バーコード)が在ればもっと早いですよ。物によっては1ケースから、でも殆どの商品は1個からお取寄せいたします。


Q いつからお店をやっていますか?なんではじめたの?
  
A 始まりは1984年に「地産地消」をめざし、自分たちが安心して食べられる野菜を、をモットーに、信頼できる農家さんとの連携を、久留米市内で、約50名のグループでスタートしました。いわゆる「産直活動」です。また、それと平行して1992年にお店「産直や蔵肆」を開店しました。一つは産直活動を始めたころに比べ、生産者の技術も上がり、確実に安全安心な農産物を届けてくれる生産者を応援する為です。

また、野菜だけではなく、安心して使える加工食品などが欲しい、という声や、また時代の流れもあり、生協でいう「班作り」も難しくなり、運送業者を使っての宅配と、店頭での販売とに変化してきました。

現在では単に販売だけに留まらず、地産地消に取り組み、循環型社会に向け自給自足を目指し、自らの手で加工できるようにお互いの知恵を出し合う「場」つくりなども行っております。

また、家庭菜園作り、正食の勉強会、料理教室、パン教室なども開いております。

<<安全で、おいしい>>をモットーに、日々努力しております。至らぬ点もまだまだ多いのですが、どうぞよろしくお願いいたします。

Q ポイントカードはありますか?割引などは?

A ポイントカードは、スタンプ式です。サイズが大きいので、お店でお預かりしております。特にセールなどは実施しておりませんが、自分で使ってみて、高額だな、と思うものや、圧力釜など、大量仕入れが可能なものに関しては、多少割引をさせていただいております。

また、食料品なども、ケース単位の予約購入の場合、一割引程度させていただいております。

こちらのページは、店頭のお客様向けのポイントカードのご案内です。
通信販売のお客様には、現在申し訳御座いませんがポイントサービスは行っておりません。あらかじめご了承くださいませ。
つるひさ | permalink | - | trackbacks (0) | △TOP |
黒木の椿原さんの紹介です
椿原さん一家は、椿原寿之さんを筆頭に中山間地域である福岡県八女郡黒木町で代々農業を営まれています。


tsuboharasan.jpg

この辺りは山もそこまで険しくはないので棚田は結構大きく作ってあります。合鴨農法を中心に、米、ほうれん草や大根、冬場は白菜などなど、蔵肆に少量多品種で出荷していただいております。椿原さんちの合鴨米で作ったお餅、美味しいですよ!


また、椿原さんは、ご自宅を改装して『四季菜館』という農業体験交流施設を運営されています。いまでこそ、「農家民宿」などが一般的になってきましたが、当初は農家が借金をしてまでやることではない、という風潮も強く、いろいろとご苦労もあったようです。

ちょっと話は変わりますが、棚田や里山のもつ様々な機能(例えば、水を溜めたり、空気をきれいにしたり、生き物を育んだり)を十分に発揮させるためには、十分な手入れが必要です。そしてそのためには、過疎を止めるしか方法がありません。

tsuboharatanada.jpg

今、日本の中山間地域を放置しておくと、10〜20年後には取り返しのつかないほど過疎化がすすみ、農地は荒廃し、食料自給率も更に落ち込むでしょう。農地を手放さない、荒廃させないためにも、それぞれの農家が経済的にも自立しなければいけない。中山間地域の厳しさは、農業生産だけを考えると暗くなるだけです。しかし、裏を返せば自然の恵みが豊富であるということ。農業生産だけでなく、豊かな自然も上手に利用しながら守り、そして経済的にも自立する。そんな取り組みを発展させていきたい。そんな想いで椿原さんは『四季菜館』を、そして百姓を営んでおられます。

また、中山間地域の環境を守るボランティア団体『山村塾』の取り組みを通じて台風で荒れた山林の手入れや、放棄された棚田の補修、そこでの農業等を行っておられます。

現在では、国内外から約50名のボランティアが集まり、1週間寝食を共にして環境保全活動を行う「国際里山・田園保全ワーキングホリデーin福岡」、月に一度、都市住民がボランティアに集う「ミニ・ワーキングホリデー」へと取り組みが拡がっています。



最後に椿原さんから一言。

 農業が変われば環境が変わります。農業を変えるためには、消費者が意識を変える必要があります。都会の人々にもう一度、農業、環境の大切さを考えていただきたいと思います。そして、農村住民も都市住民も潤うような取り組みに対する理解を深めてもらい、是非、参加をお願いしたいと思います。「生きることは食べること」。みんなで、安全で美味しい旬のものを食べようではありませんか!!
つるひさ | permalink | - | - | △TOP |
岡部賢二先生の正食塾
このエントリーは、毎月産直やくらしの2Fで行われている「さーくる・らいふ」の説明です。

産直やくらし2Fで行われている「さーくる。らいふ」では様々なイベント、教室がありますが、現在、月に1回のペースで開催されています。

岡部先生の「正食塾」では食べ方、暮らし方、生き方を教えていただいています。

岡部先生の「正食塾」では食べ方、暮らし方、生き方を教えていただいています。

岡部賢二先生のプロフィール

大学在学中渡米、肥満の多さに驚きアメリカ社会と食習慣を研究、日本の伝統食の素晴らしさに行き着き「正食」を学ぶ。
正食協会月刊誌「むすび」に連載執筆中。
現在、  福岡県杷木町に日本玄米正食研究所を開設し、農業の傍ら、フード&メディカル コンサルタント(食養相談・研修) として全国で活躍中。うきは市の「ながいわの郷」の運営や、漢方・ヨガ・かたかむなの研究も続けられています。

一見、堅苦しい「正食」なのですが、その貴重なエッセンスをきちんと、でも時に冗談も交えながら、分かりやすく教えていただけます。<br />
毎月第二月曜日の午後一時半から2時間ほどの勉強会です。<br />
参加費は1000円(玄米おにぎり2個、梅醤番茶付き)で、勉強会の後には、個人相談も受け付けておられます。<br />


一見、堅苦しい「正食」なのですが、その貴重なエッセンスをきちんと、でも時に冗談も交えながら、分かりやすく教えていただけます。
毎月第二月曜日の午後一時半から2時間ほどの勉強会です。
参加費は1000円(玄米おにぎり2個、梅醤番茶付き)で、勉強会の後には、個人相談も受け付けておられます。
つるひさ | permalink | - | - | △TOP |
こめこめクッキングのご紹介です
こめこめクッキングのご紹介です

米米クッキングは、月に一度、火曜日にある定番の料理教室です。
蔵肆では、いちばん長く行われている教室じゃなかろうかしらん?

お料理の内容は、いたってシンプル。
旬の野菜をつかって、毎日使えるおかずを数品、がテーマです。
鶏肉、豚肉などの動物性のものも多少入ります。

たとえば、こんなカンジ。

お料理の内容は、いたってシンプル。<br />
旬の野菜をつかって、毎日使えるおかずを数品、がテーマです。<br />
鶏肉、豚肉などの動物性のものも多少入ります。<br />

鬼塚先生について。

鬼塚ユキ子 Onitsuka Yukiko

米米くらぶ食育教室主宰・生活習慣予防指導士・子どもの健康を考える会事務局・自然食の会理事・正食料理師範科卒・日本伝統食の会会員。
筑前町在住。
筑紫女学園短期大学幼児教育科卒。同大研究室・付属幼稚園に8年間勤務の後、安藤孫衛氏や刀坂成子氏に師事し、さまざまな民間療法を学ぶ。


◆増え続けている生活習慣病・アレルギー・ガン等の難病、犯罪の低年齢化や行動以上などに早く歯止めをかけたいと、家庭の食卓や食事の大切さ・日本の食文化の素晴らしさを伝えるため、子どもの料理教室や親子教室を開いたり、講演会・学習会などの企画も行っている。「柱は日本の伝統食」「正しい食選・確かな食術」のできる子どもを育てるがモットー。

公民館や幼稚園、自然食品店などで、心も体も元気になる様な食事や生活を伝える為、和食料理教室を開いている。また、幼稚園や学校などで、精力的に講演活動を行っている。


鬼塚先生から一言

“子どもは野菜が嫌い”と、思い込んでいませんか。子どもはおいしい野菜が大好き! おいしければ、喜んで食べますよ。



●お申込み方法:お電話か、FAX、メールでどうぞ。

====こちらをカット&ペーストしてご利用ください====


件名:「サークルらいふ」教室お申込み
本文:
お名前:
フリガナ:
メールアドレス:
お電話番号:
ご参加される教室名:


上記をご記入の上 tsuruhisa@kurashi.jp
もしくはFAX:0942-21-3130までお送りください。お電話での申し込みも承っております。


それでは、皆様のご参加をお待ちしております。
つるひさ | permalink | - | - | △TOP |
中村一郎さんのご紹介です
中村一郎さんは、アイガモ農法でのお米、ごぼう、ほうれん草、にんじん、にんにくなどを主に作っておられます。

中村一郎さん


中村さんは、農家に生まれお父様の農法に影響を受けました。当時としては最新の農法であった化学肥料をいち早くとりいれられたのですが、無農薬、有機肥料への転換を進めまられました。きっかけは、息子であった中村さんが小学生の時にかかった病気。当時は有機栽培に理解も少ない時代であり(いまでもあまり変わっていないようですが)、売れ行きも芳しくなくて苦労していましたが、中村さんはそのこだわりを捨てず、お野菜を作っておられます。


たんぼのなかの合鴨



有機農法は作業が大変です。植えっぱなしで収穫まで手がかからない現代農法からすると、常識はずれのことばかりでしょう。そんな中、1988年からいち早く合鴨農法を米作りに取り入れ、今では各地から見学にこられるほどです。

また、米を収穫した後の田んぼでごぼうを作っておられます。これがまたやわらかくて甘い!細いごぼうは、奥さんが粕漬けにされたりと、畑から収穫されたものすべてを無駄にしない努力もされています。

また、秋口にお米の収穫の終わったあと、夏の間たんぼで除草に活躍してくれた合鴨をつかって、鴨おこわを作っておられます。

産直や蔵肆でも販売しております。期間限定ですが、ぜひ一度ご賞味くださいませ。
つるひさ | permalink | - | - | △TOP |